書名 : 「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト
著者 : 渋井真帆
出版 : ダイヤモンド社
価格 : 1,400円+税
帯の写真がどうにも間抜けな「稼ぎ力」ルネッサンスというこの本。
ヒステリックで権威主義の負け犬主婦(元OL)が、旦那(銀行マン)の
(実験的な)教育により、沼から脱出し成功への階段を登る話です。
これだけだとありがちな話なのですが、兎にも角にもこの本で一番
面白いのは「成功にたどり着くまでの変化」がストーリーで読めるところです。
どいうことかというと、「成功する前から考え方が素晴らしく、そして実践したら
やはり成功した」「やればできるんだ」、このような成功本ではない。ということ
どうしようもなくダメな考え方の主婦が成功まで「計画的に変化した」その
変化とは何なのか?これが面白い!
↓(閃きではなく計画された努力で成功の階段を登ったストーリー)
「難しいことを簡単に」、まさに言葉で言うのは簡単なことなのですが
実際には「どうしてアイツハ(上司は彼は彼女は)わかってくれないんだ」
と思うことは多いのではないでしょうか?
実は爺、この本を読んで「渋井真帆さんが伝えたいと思っていること」を
「伝える努力」の方もかなり興味深かかったのです。
「資格を持てば安心なのよ」
「TVで言ってたもん」
このような何にも考えてない発言がでるような主婦(元OL)が
多くのビジネスマンの心を捉える本を書けるようになった。
その理由だけでも読む価値があると思います。
ストーリーは続きが読みたいなぁと思わせる程よくできています。
爺はどちらかといえば旦那の方にあってみたいなぁと思いましたが
そう感じるのも心が「年下のバカな思考の女性に抜かれて負けた」
という事実が受け入れられない狭量なのかもしれません。
なので素直にこの意見を参考に追いつけるように努力したいと思います。
一歩引いて、「どうしてこの人はそんなことを言うんだろう?」と興味を
持てば感情で話をすることがなくなり、有意義な時間が過ごせる。
この言葉が爺にとってのベストワードです。
ルネッサンス、爺のルネッサンスは、視点がスタート地点、これからです。
・・・ところでルネッサンスってどういう意味なんでしょうねぇ(笑)
かみさんからのプレゼントなのですが、いい本をもらったなぁと思いました。
#多謝
---(追記)----
何人か同じ記事を書いてる人にTBさせていただきました。
逆TBもコメントも、お待ちしています。ご自由にどうぞ!