「Nobody Knows (誰も知らない)」をDVDで見ました。
是枝裕和(コレエダヒロカズ)監督の作品です。
東京(巣鴨)で出生届も出されず、学校も行けなかった、4人の子供たちの物語。
カンヌで「柳楽優弥」くんが賞をとった、あの映画です。
賞はともかく映画そのものも非常に面白くて、描かれるシーンを通して
子供たちの無邪気さと現実とのギャップの影が心に刺さります。
実際に1988年にあった事件をきっかけに作成された作品なのですが
あえてフィクションを描かずに、事件を織り交ぜたノンフィクションになっています。
↓(東京砂漠/東京漂流)
子供を犬のように扱っていた母親、捨てた父親
許せん!って感じでした。
DVDのケースに入っていた監督のコメントを見ると一層泣けます。
宇宙戦争の100万倍はいい映画です。
ぜひ見てください。
様々な思いが自分の中に浮かび上がる
そんな体験ができると思います。
個人的にはDVDのケースに入っている監督からのコメントとセットで
楽しんでもらいたいと思いました。借りるときは注意してください!
買っても損しないヨ!
事件のことはこちらに詳しく載っていました。泣けます。
「MURDER IN THE FAMILY」