書名 : 社長!こんな税理士が会社をダメにする
著者 : 平山憲雄
出版 : 日本実業出版社
価格 : 1300円(税別)
タイトルと絵が面白かったので読んでみました。
↓(起業を考えている方や会社役員で税理士に不満の方にはお薦めの本です)
ざっくり内容です。
・税理士が会社をダメにした実例
・一般的な税理士との付き合い方
・税理士とはどんな職業なのか
・よい税理士と悪い税理士の見分け方
・税理士とのうまい付き合い方
・税務署との付き合い方
・良い税理士の見つけ方
などが書いてあります。
とくに起業を考えている人などは、本業が忙しくなる前に軽く目を通しておいて
どんなことを書いてあったなと探せる程度でも読んで損はないと思いますよ。
また企業会計に疎いようでしたら、税理士さんに依頼することも多くなると思います。
そんな人こそ逆に読んでおくと多少の知恵が身につくと思います。
最近の税理士さんは競争がそれなりに厳しいようでタックスプランニングが
できないようでは話にならないみたいです。ただの経理では駄目らしい。
タックスプランニングとは税金を払うだけではなく、税金に強い企業会計を
できるコンサルティングのようなことみたいです。
税の相談は税務署と税理士さんの独占が法で決まっているのですが
それでも税理士さんはファイナンシャルプランナーや経営コンサルタントと
違った視点からコンサルティングができないとダメなようです。
もちろん契約のレベルにもよると思いますが、なかなか大変です。
163ページに全国の税務相談窓口の一覧があります。
無料相談を平行して利用しておけばセカンドオピニオンとしての
リスク回避に使えると思います。結構便利かもしれません。