徳島県には有名な喫茶店があります。
「珈琲美学」という店です。
美味しい珈琲も当然好きなのですが、爺はなんといっても
店の居心地のよさが好きなのです。
空間がとても心地よい。
多分これだけ低い人口密度でゆったりとできるカフェを
都内で持つのは採算が合わなくて難しいんじゃないかな。
建物の重厚な作り、たちこめる珈琲の香り、高い天井
程よい隣との距離、うるさくもなく、寂しくもない混み具合
田舎だからこそ味わえる贅沢って感じがします。
今回はカプチーノを飲んだのですが、小さな生チョコがつけてあったり
泡で猫の絵を描いていたり、と小さな遊び心があって楽しかった。
#苺のペリエ(木苺のフレッシュジュースに炭酸を自分で足して飲む)
#というものを一口もらったけど、これもなかなか美味しかった。
地方には地方の良さを活かしたいいところもあるし、やり方もある。
そんなことを感じさせてくれる、不思議と気分が前向きになる店です。
いついっても店員のみなさんは楽しそうなんですよね。
まぁ戻るたびに寄りたくなる店があるってのはいいものです。
#ちょっとお悔やみごとがあって、実家に戻ってたのですが
#おバカな旧友と珈琲を飲んでゆったり過ごせた時間は
#不幸を癒すには悪くないところでした。