書名 : ハワイ プチ富豪の成功法則
著者 : ヒロ・ナカジマ
出版 : アスコム
価格 : 1,400円+税
僕も好きなカイトサーフィンを趣味にしている人のお話です。
富豪と書いていますが、ヒロさんはカイトで儲けたわけではないですよ。
この本を読むとその行動力と精神力には驚きます。
HPなどでちょっと事前に内容を知っていたので読まなくても思ってたのですが
先入観や一部を見て大樹を見ないのも失礼な話だし、自分にとっても
そのような態度は今後大きな損失になる。と思って読んで見ました。
本代や本を読む時間くらいの投資にケチるようでは大きな投資はできないですからね。
↓(ヒロさんの大切な2つの方程式とは)
ネタバレするつもりはないですが、自分なりの理解を書いて見ます。
ヒロさんが本文中で大きく2つの考え方を提示してくれています。
そのうち僕の心にHitした方をちょこっとだけ紹介します。
その前に、この本ですが、どちらかというと指南書というより自叙伝です。
俺はこういう人生を歩んできた。君はどうだい?何か学ぶところがあればいいね。
そのような感じです。この本を読んでヒロさんの考え方や人生を通じて学べる
ところがあれば読んだ人はラッキーかもしれませんね。
しかし何も感じなかった人は既に別のルートで同じような考え方を得ていたのかも
しれません。また一方で心や知識がそのステージに来ていないかかもしれません。
僕は、1,2個、おおっ、と思うことがありました。
まだそれくらいしか読み取る力が無いのかな?と思う一方で
あとはやるだけか?なんても思いました。
#はやくなんかやれと・・・(笑)
まぁ一度に多くのことを得てもこぼれていってしまうので、丁度良かったです。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、この本を読んで心にHitしたこと
それは大きく言えば 「目的を具体的にする」 ということでした。
なーんだと思うかもしれません。
彼はこの言葉を「金持ちの壁」と呼んでいました。
自分が本当にプチリタイヤしたいのか?それには幾ら必要なのか?
そしてそれは本当に必要な額なのか?それを考えて欲しいと・・・。
そして良く調べもせずにその壁を高いものだと思っていないか?と
ヒロさんの指摘は、非常に大切なことでした。
ヒロさんは真のリタイヤ生活を送りたければ、1億儲けたら2億3億・・・と
際限なく挑戦したくなる人の欲望の終わりを定めなさいといっています。
南国でリタイヤが本当にしたかったら、幾ら必要なのか?調べた?
本当にそれはしたいリタイヤなの?
本当にしたかったらなぜ調べないの?
それはいつ実現するつもりなの?と
案外本当にやりたいことのイメージが膨らみすぎて手が届かなくなっていないか?
ということなんでしょうね。
爺は一歩違った理解してみました。
宝くじに当たるといいなぁ程度の淡い目的や夢は、宝くじに当たるくらいの
確率でしか実現しないのかなと
目的が具体的であれば、やることが見えてくるので、ぐっと実現する可能性があがる
ということだろうと・・・。
事実ヒロさんは文中で、○○をやると決めてやる。という行為を何度も繰り返し
今の生活を手に入れていました。
どれも天から降って沸いたのではありませんでした。
話の途中で「監禁され脅される」という怖い思いがあったにもかかわらず
そこからさらに成功していくその行動力と精神力は尊敬できます。
ヒロさんはヘリの免許、船舶の免許、ダイビングのインストラクター、他にも
様々な資格をとって新しい世界を楽しんでいます。
そしてハーバードビジネススクールにも通い世界中に友人を築き上げています。
どれも自分で考え自分で行動しています。
レールの無い道を歩んでいます。
自分が小さくまとまっているなぁ、自分はまだ何もやっていないなぁ
もっとチャレンジできる。
最終的に、そう思いました。
この本は実際に役に立つことを数多く書いているわけでないと思います。
爺は趣味が同じなので自分と重ねて割りと謙虚に読むことができました。
結構主観的な意見が多い表現ですが、読んでみるのもいいかもしれません。
---(追記)----
#同じ本を読んだ方へTBさせていただきました。
#共感の和が広がると嬉しいですね。逆TBも歓迎です!!