「消費者金融」という言葉を知っていますか?
よく聞く言葉なんですが実のところ借りたことがないので良くわかっていません。
そこで勉強という意味で消費者金融について調べてみました。
1) 消費者金融で何ができるのか?
2) 注意しなければいけない点(よくカード破産とか聞くし)
3) 実際にどんな会社があるの?(金利のランキング)
まったくの初心者なので、詳しく、とまではいかないまでも
上記の3点について、こんな感じで調べてみようと思っています。
1) 消費者金融で何ができるのか?
普通に考えれば銀行金利の方が全然安いのに、何故こんなにも
悪いサービス(金利の高いサービス)が成り立つのか?
銀行とは何が違うのか?消費者金融はどんなことができるのか?
2) 注意しなければいけない点(よくカード破産とか聞くし)
これは主に金利のパワーについてになると思いますが、そのパワーを
理解できているのかどうかで、どれくらいの差がつくのか?
金利の違いがどれだけ怖いのか?
#これが一番面白いかな?
3) 実際にどんな会社があるの?(金利のランキング)
消費者金融なんかに行かないで!と書きたいところですが
どうしても行くならば比較して安いところに行って欲しいと思います。
これは実際に各社がどれくらいの金利でサービスをしてるのか?
というのを知るという意味で調べてみました。
>どうしても借りなきゃならない人へ
行く前に 2) について是非読んで!ルールを知った上で借りるなら不幸にもならないでしょう。
ホントご利用は計画的に!ですよ。人生も計画的に!
↓(爺は使ったことないです、使わなくていい人生がいいと思う)
1) 消費者金融で何ができるのか?
基本的にできることはローンです(笑)これじゃあたりまえすぎますね。
もう少し分けて表現すると、主にキャッシングとショッピングで利用できる
無担保ローンと担保がある不動産ローンの2つのサービスがあります。
キャッシングはカードで現金を借りることですね。そしてショッピングはVISA-CARDや
MASTER-CARDと連携してお店で購入した商品の支払いを行う際に利用できる
サービスのようですね。
また消費者金融各社を見てみると主だったところでは借りる内容(利用目的)に応じて
色々な金利のサービスを用意しているところもあるようです。利用方法や身元を明確に
することでリスクを軽減したサービスを提供しているといったところでしょうか・・。
(※金利には法律で定められた上限29.2%があります)
それと色々な返済方法があるようです。金利が同じであれば好みに応じた返済方法が
選べるサービスを選ぶほうが良いでしょう。一括返済、定額返済、リボ払いなどなど
また金貸しという点で銀行との住み分けとしては、リスクを極力負いたくない銀行と
リスクを追うけど金利の高い消費者金融という構図になっています。
極力安全な顧客をターゲットに低金利で貸し出す銀行様。ところが銀行様は大赤字
消費者金融はどこも黒字。この差は大きいですね。
ではどんなサービスがあるか、2~3社見てみましょう。
最初は犬が有名な
アイフル■無担保ローン
特に理由がなくてもちょっと借りれる手軽さを売りにしたサービス
新規は~50万円まで、20歳以上で定収がある人が対象です。
金利は 21.5%~28.835%、しかし21%と28%では全然違う。■新社会人ローン
2005年新社会人限定サービスで、上限30万円(金利9%)、ショッピング
での上限は10万円(金利13.08%)特徴は2005年10月に一括返済です。■不動産ローン
不動産を担保にしたローン、返済できなければ不動産は差し押さえられます。
業者側に安心感があるので金利はもちろん安いし上限も不動産に応じてます。
3,000万円までだと金利は9.88%~18.25%で、1億円までだと9.20%~14%
※ただし金利以外に印紙代・根抵当権設定費用・事務手数料、不動産調査料
(ご融資決定の場合のみ)などがあります。要注意ですね。■事業者ローン
自営業者の方への貸し出しです。400万円までの貸し出しが可能です。
金利は23%~28.835%、事業への貸し出しだけに金利はほぼ上限値です。
普通に考えると銀行が貸さないリスクを負っているということでしょうけど
この金利で借りないといけないということは相当厳しいですね。
次は黄色と黒の
プロミス■フリーキャッシング
無担保でその場で借りれるお手軽さがウリのサービスですね。出し入れ自由
日割り計算ということで手元にお金がないときの財布代わりの利用を狙った
サービスですね。実質年率17.80%~25.55%(年365日の日割計算)です。
無担保の割りに低い金利からのスタートですね。■目的ローン
旅行、車購入、免許取得、引越し、電話購入、カルチャー&スポーツ、出産
歯科医療、教育費用、リフォーム、冠婚葬祭費用など目的が明確なローン
これも利用証明が必要ですが無担保でしかも割と低金利で貸りることができ
るようです。目的が明確ならこちらがお得です。13.50%~19.50%(実質年率)■不動産担保ローン
不動産を担保に借りることができるローンです。担保があるので金利は
もちろん低くなっています。13.50%~18.00%(実質年率)しかし担保に
なるということは返済できないと失いますので気をつけましょう。また
借り入れ時に登記簿を書き換える手数料は借りる側の負担になるようです。
こちらも借りる前には金額を確認しておきましょう。■新社会人ローン
20万円までと上限がありますが、16.50%(実質年率)という金利で無担保
で借りることができます。初任給までの生活費として使えますね。このような
お金は企業が財形の範囲で貸し出せれば本当は理想的なんですけどね・・・。
最後はおねーちゃんが有名な
アコム株式会社■キャッシング
そのままのサービス名なのですが実質金利は15.00%~27.375%のようです。
上限は50万円のようで、ごく普通のサービスですが、金利は少し安いですね。■ショッピング
こちらもサービス名の通りですね。MasterCARDと連携してショッピングの
際に支払いができるようです。上限は50万円です。金利は14.6%ですが
利用した日と返済する日によっては手数料を取られないケースもありました。■不動産担保ローン
不動産を担保にするローンですね。こちらも返済できないときは不動産を
失いますが、その分リスクが低くなるので金利も低いです。金利は9%~18%
とはいえ実質年率は9.65%~20.92%です。あがる理由は契約時諸経費ですね。
事務手数料(契約極度額の1%)、印紙代、鑑定費用、登記費用実費となって
いるようです。上限は300万円ですね。普通といった感じでしょうか・・・。
他にも色々なサービスがあるので調べてみてもよいと思います。
調査というよりビジネスモデルの勉強なので主観でサンプリングして一部の会社を
記載しています。実際にご利用される場合には各社のサービスを調べて比較して
実際に提供しているサービスを確認して下ださい。(くれぐれも自己責任でお願いします)
2) 注意しなければいけない点(よくカード破産とか聞くし)
裏事情は知らないし、ナニワ金融道のような話も持っていないですが
爺が注意しておく必要があるなぁと思った点です。
・借りれば借りるほど苦しくなる
生活の為にお金を借りるのは絶対に辞めた方がいいと思います。
キャッシュフローを考えればわかることなのですが、お金がなくて
苦しい状況で借りたくなるのはわかりますが、もともと苦しい状況
にさらに利子が追加され、どうにもならなくなると思います。
支払いプランのないときには絶対に借りないことですね。
今日ちょっと借りて明日返すというような使い方がベストですね。
・29.2%という出資法の上限を知っておこう
消費者金融以外のところや知人などから借りたとしてもこの金額を
超える利子を請求することは法で禁止されています。弱ったときに
むしられるのが世の常、どこから借りても29.2%までと覚えましょう。
詳しくは、ヤミ金対策法
・金利のパワーを良く知ろう
100万円を1年間借りると25.5%の金利ならば125.5万円ですよね。
これって凄いことですよ。100万円を借りて2年かけて返却すると
計画すると月々の支払いは約55,300円になります。つまり2年間の
返却総額は実に1,325,000万円近くになります。25.5%という金利は
2年で返すならば100万円を借りた瞬間に67万円にする力なのです。
どんなことを書いても仕方なく借りる必要というのは生まれると思います。
金利のパワーはとても大きいです。できるだけ低い金利で借りれるように
色々な金利の安いサービスを探す努力することをオススメします。
3) 実際にどんな会社があるの?(金利のランキング)
主だった会社(CMでみかけるような)の標準的な無担保ローンの金利を
一覧表にしてみました。この他にも消費者金融はありますが、とりあえず
メジャーどころと呼ばれるものをリストアップです。
消費者金融名 | 無担保ローン実質金利 |
アイフル | 21.50%~28.835% |
アコム | 27.375% |
武富士 | 27.375% |
プロミス | 17.80%~25.55% |
プライム | 25.55%~29.2% |
ほのぼのレイク | 18.0%~29.2% |
モビット | 15.0~18.0% |
※細かなサービスや分類は書いていません。内容は2005/2/11のものです。
※金利は上限値になることが多いので下限の金利に惑わされないように。
個人的所感です。
銀行(UFJ)系のモビットが無担保ローンでは一番金利が安いです。
また同じく銀行(三井住友)系のプロミスは、無担保ローンでは目立たないですが、「目的ローン」はかなり低い金利のサービスがありました。
銀行系のローンがやはり一回り金利が安いので、冷静に考えて借りるならば
銀行系からですかね。CMよりも金利と支払方法を重視して借りましょう。
あくまで個人的に興味があって調べた記事ですので、誤記や間違いが
含まれているかもしれません、借り入れは自己責任でお願いします。
金利の高いお金は返せるうちに早く返しましょう。
返すあてがないときは借りないようにしましょう。
できるだけ幸せのためにお金を借りるようにして欲しいと思います。
---(共感)---
同じように消費者金融について調べていたり、借金について書いていたり脱却しようと
している記事を書いている人など共感できる記事にTBさせていただきました。
お金との不幸な付き合い方が減るといいですね。コメントや逆TBもお待ちしています。